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 トップページ >> 書籍紹介 >><私>を再生産する共同幻想国家・国家資本論



2018年7月10日発売 
560頁 
定価:本体3,980円+税 




私が賃労働者となり社会代行者(企業人、役人、生徒、親、教師など)となって、思考し行動して生存生活している。それは国家資本に集約された主語制言語とその「客観への総合」の大学知性が一般化した「共同幻想と個人幻想が合致した」国家的配備の世界である。学校と家族がそれを再生産して、商品主導の経済的再生産が可能になっている。国家を実体化する国家権力論の誤りを転じた、世界理論の水準に立っての新たなトポロジー国家論。
 書籍内容
まえがき

はじめに
I 再生産理論の基本世界
1章 アルチュセールの再生産理論
-----生産諸関連の再生産と国家「諸装置」論の開削-----
I 経済的な基本諸概念の再配置と転移
II 上部構造・下部構造と国家の諸装置論へ
III 生産諸関連の再生産と国家諸装置

2章 ブルデューの教育再生産論と再生産戦略論
-----文化的再生産と社会的再生産及び国家資本-----

3章 教育理論による再生産理論と国家的配備:学校化の統治制

II 再生産の総体的構造

4章 マルクスの再生産様式論の本質相
I 制度再生産様式への理論転移
-----土地をめぐる理論形式を制度世界へ転移する-----
II 剰余価値の剰余資本への理論的転移
-----領有理論の把捉-----
III 概念空間の理論転移

5章 国家と家族的再生産理論:経済セックスの再生産と心的再生産の地盤

6章 国家の再生産様式の構成:再び、ラカンとトポロジーの活用

III 主語制再生産様式からの離脱

7章 文学生産の理論と再生産:作品の再生産とクリティーク

終章 再生産理論の限界と脱出:時間プラチックの理論と場所論

あとがき
 著者プロフィール
【著者】
山本 哲士

1948年生まれ。信州大学教授、東京芸術大学客員教授をへて、文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター。教育学博士。政治社会学、ホスピタリティ環境学など専門分割領域にとらわれない超領域的専門研究の研究生産と文化生産を切り開いてきた。大学を超える研究生産機関として文化科学高等研究院を1990年に設立、海外の研究者たちと交通し、国際セミナー/会議をなす。さらにその超領域的学問の実際活用をなす文化生産ビジネス機関としてJapan Hospitality Academy を設立(2005年創設、2013年に改組)、そして2016年に、web intelligence university の動画配信知的システムを設立。2017年、文化資本学会を創設し、新たな日本高等学術会議の創設にたずさわっている。
著書、編集・監修、雑誌の書籍生産物は、200点を超える。
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