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2017年7月7日発売 
270頁 
定価:本体2,600円+税 

(限定400部)



国家を永久化させる心的根拠を問う!
国家配備の統治制を可能にする
幻想シニフィアンを明示。
ラカン精神分析理論の本格的な活用!


 書籍内容
山本国家論3部作への本質的な補遺。
共同幻想シニフィアンが、国家資本・国家言説・国家認識、その国家アクトといかに「心的」に関連して統治制に配備されているかを、ラカン理論の中において読み解く。国家が永久化され、産業的諸制度が当然視され続けていく、その誤認・否認が日々の生活で「再認」され、諸個人は自分ではない「社会代行為者」=欲望主体として生存していく。他方、その根源に働いている日本文化の述語制様式を浮上させ、別様の自己技術の可能条件を開削する。吉本思想とラカン理論を交叉させ、ブルデュー、フーコーにおいて考えられえていない閾を明証にする。

 著者プロフィール
山本 哲士(やまもと てつじ)
1948 年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科、博士課程修了。教育学博士。政治社会学、ホスピタリティ環境設計学。
信州大学教授、東京芸術大学客員教授をへて、現在、文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター、助六大学学長。
企業環境、ファッション環境、ツーリズム環境、環境倫理・環境哲学など、社会環境、文化環境から〈場所・地球〉の経済/政治を近代学問体系を超えて総合的に設計・構築する超領域的研究。
1975 年、イバン・イリイチが主宰したメキシコのCIDOC へ遊学。1986 年より『季刊iichiko 』編集・研究ディレクター。1988 年「文化科学高等研究院EHESC 」を設立、2001 年「スイス・ジュネーブ国際学術財団F ・EHESC 」として登記、ジェネラル・ディレクターをつとめ、現在にいたる。2005 年「国際ホスピタリティ研究センター」を設立。著書・編著は50 書以上、編集雑誌は100 冊以上に及ぶ。
『文化資本論』(新曜社)、『新版・ホスピタリティ原論』『哲学の政治 政治の哲学』(文化科学高等研究院出版局)。
『ピエール・ブルデューの世界』『吉本隆明の思想』(三交社)『ミシェル・フーコーの思考体系』『イバン・イリイチ』(EHESC 出版局)で思想家4 部作を完成。『ホスピタリティ講義』。『哲学する日本』『物象化論と資本パワー』(EHESC 出版局)。
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