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 トップページ >> 書籍紹介 >>非対称の文法 「他者」としての日本語



2017年11月1日発売 
192頁 
定価:本体2,500円+税 




日本語文法の誤りを問う!「テイル」形は進行形ではない!日本語文法論が世界の敷居を踏み越える。哲学を踏まえた本格的な日本語論!日本語文法が世界の敷居を踏み越えるべく、日・仏二言語間の 文法の非対称に焦点を当て、哲学・言語論における、前進を阻害する認識論的障害を検証し、飽くことなく先行理論及び同時代の理論との対話を試み、負の遺産に鋭い批判を加えつつも一貫して正の遺産へと転化させる努力を続けて、世界の言語理論へ寄与する通道を開く、パリ在住の著者の渾身の文法・言語理 論。そして、格助辞システムのエッセンス。佐久間鼎、三上章、時枝誠記らの文法論を、フーコー、ソシュール、ハイデガー、西田幾多郎の哲学とともに考察し、日本文法の誤認を超える!
 書籍内容
序文

1章 日・仏二言語間の非対称性を通して見られた日本語文法

2章 言文一致体成立「以後」の日本語の時間表現

3章 布置の変容後の「ている」の位置

4章 空間表現(一)
「場所・格助辞・動詞」システム

5章 空間表現(二)
「格助辞システム」の普遍性

6章 佐久間鼎の「切断」あるいは文法論の定礎

7章 「格」作業と「結び」作業の協働

8章 「他者」としての日本文法の行方

【付論】 越境する三上章と金谷文法

あとがき

 著者プロフィール
【著者】
浅利 誠


1948年青森生まれ。ボルドー・モンテーニュ大学名誉教授。早稲田大学第二文学部(西洋文化)卒業。早稲田大学哲学科修士課程修了。新ソルボンヌ大学フランス文学科博士課程修了(第三課程博士)。(仏)国立東洋言語・文化研究院日本学科講師・准教授(1984-2008 年)。ボルドー・モンテーニュ大学言語・文化学部教授(2008-2014 年)。著書に『日本語と日本思想』(藤原書店、2008 年)。訳書にK_jin Karatani, Structure de l' histoire du monde, CNRS EDITIONS, 2018.

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