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2011年5月31日発売
254頁
定価:本体3,520円(税込)

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世界最先端の深淵なボルタンスキー社会学
資本主義の新たな精神と愛、シテの理論
日常感覚の判断、正当化はいかになされているか
「すべての人間関係が、力関係と利害関係だけに支配されているという世界」は疑わしいとするボルタンスキーは、正当化可能な合意における「同等性」の原理 から、「人間と事物とをある関係において関係づける、相対的な偉大さを評価し、彼らの価値、大きさ、偉大さに応じて人々への財の分配を調整し、彼らの間に同等性を築くことができる」、〈6つの偉大さ〉をめぐるシテの原理を抽出した…。
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書籍内容 |
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偉大さのエコノミー 社会批判と道徳感覚
----------判断の社会学のために
シテと正当化と場所
『正当化の理論』をめぐって
----------道徳社会学の領域におけるひとつの道筋
『日曜日の電話』における愛のメッセージ
【解説論文】三浦直希 著
リュック・ボルタンスキーと資本主義の変容
----------正当性とエコノミー
訳者あとがき
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著者・訳者プロフィール |
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【著者】
Luc Boltanski(リュック・ボルタンスキー)
1940年生まれ。社会学者。フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)教授。『正当化の理論』(新曜社)、『資本主義の新たな精神』などの大著を次々に発表すると同時に、詩人としての創作活動をも続ける特異な才能の持ち主。
【訳者】
三浦直希(みうら・なおき)
1970年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランス思想専攻、博士(文学)。現在、上智大学ほか非常勤講師。著書に『フランス現代作家と絵画』(水声社、共著)、主な訳書にリュック・ボルタンスキー/ローラン・テヴノー『正当化の理論』(新曜社)ほか。
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