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2011年9月30日発売 
416頁(A5版 ) 
定価:本体3,800円 
   +税(3,990円)
 





3.11後の世界では、原子力と化石燃料依存の大量消費社会パラダイムは崩壊した。地球サミット、温暖化防止京都会議などに関与し、環境分野で世界的な活動を続ける著者が、環境省勤務の九〇年代から、京都大学教授として「地球環境政策論」を説く今日までの論文、エッセイ、対談などをまとめた初の論考集。人と自然が共生するための環境政策や持続可能な発展とは…。これからの日本、世界、そして地球が直面する危機と、われわれが取るべき選択について考える。未来を考えるための必読の書!!
 書籍内容
▼はじめに

▼I 部 環境政策論---環境ガバナンス論の新展開 /地球化時代の市民の環境
への権利と義務/アメリカの保全思想と気候変動政策 /コラム・ 『自然の権利』復刻版刊行に寄せて /持続可能性のための環境政策統合とその今日的政策含意

▼II 部 環境政策評価---日本の環境政策三五年:過去と現在/協働による持続可能な都市社会の構築/低炭素都市の構築 /京都議定書を越えて/人間と地球環境の安全保障を考える/《鼎談》日本の気候変動政策 /日本の気候変動政策の検証 /コラム・ CO2を二五%削減するという鳩山首相の提案をどう評価するか/コペンハーゲン会議(COP 15 )の意味と今後の地球温暖化対策/持続可能な社会のためのグリーン・ニューディール/地球温暖化防止の実現に実効性のある制度設計が必要/なぜドイツは環境保護と経済成長を両立できるのか/種の絶滅止めるため資源利用のルール化目指す

▼III 部  ストックホルム、リオ・デ・ジャネイロ、そしてヨハネスブルク---「宇宙船地球号」から二〇年、何が変わったか/リオからヨハネスブルクへ世界はどう動いたか/ストックホルムとリオからヨハネスブルクを考える

▼IV 部 地球環境への旅と出会い---環境立国コスタリカの挑戦/コスタリカの森林・環境政策/ベトナムのマングローブ林の復活/オーストラリア短見/低炭素社会に向けた市民と行政の取り組み/アマゾン川のピラニア/ジャカランダの思い出 /タージ・マハールとヨハネスブルク/対談 環境と社会、環境と文化/新聞連載 アイ・ラブ・earth/若き日のモーリス・ストロング /京都水宣言/佐渡の空にトキが再びはばたく時 /石の上にも三年、川の上にも一〇年/環境庁発足のころと尾瀬のこと /「西淀川の菜の花プロジェクト」とBDF普及への課題/鼎談 サスティナビリティと社会・自然・環境をめぐって

▼ 初出一覧

▼ あとがき
 著者プロフィール
松下和夫(まつした・かずお)
東京大学経済学部卒業、ジョンズ・ホプキンズ大学大学院政治経済学科修士課程修了。環境省・OECD ・国連・地球環境戦略研究機関等勤務を経て、現在、京都大学大学院地球環境学堂教授、国連大学高等研究所客員教授兼務。環境経済・政策学会理事。専攻:環境政策論、環境ガバナンス論、気候変動政策。主な著書に『環境ガバナンス論』(京都大学学術出版会)、『環境政策学のすすめ』(丸善)、「環境ガバナンス」(岩波書店)、「環境政治入門」(平凡社)など。
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