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2012年1月20日発売 
464頁 
定価:4,000円 
   +税(4,200円)
 



マルクス『要綱』に<資本の動き>と力を読み解き『資本論』を超えていくマルクスを抽出。
商品の物象化/制度の物象化/社会の物象化として物象化論の体系を独自に明示し、
個人へ構造化されている「現実の物象化」を心的に解く。
 書籍内容
0章 物象化の現在:物象化の問題構成
   原発の物象化

1章 廣松渉の物象化論:物象化の本質構造
   物象化の四肢構造:本質的物象化論

2章 商品の物象化
   ルカーチの物象化論
   商品の現在的な物象化世界の現象
   価値増殖と物象化と資本

3章 制度の物象化:制度化・サービスの物象化:制象化
   資本の循環と回転
   労働力能と文化資本
   制度化価値の生産・流通と構造化

4章 社会の物象化:規範・規則の物象化 :社象化
   市場と「社会の物象化」
   規範化社会と物象化:フーコー
   社会の実定化と社象化:ブルデュー
   ナショナル国家と社会の物象化

5章 現実の物象化:人格における心性/幻想の物象化構造
   「自己の物象化」という物象化:ホネットへの批判
   Dingと物象化:ジャック・ラカンより
   心的現象/幻想と物象化:吉本隆明より

6章 物象化に対する通道:自己技術と資本の場所
   アンデルセンと物象化
   自己技術の述語行為
   《資本》の対象の転化:資本の論理に走る切断

結章 資本の転化:資本パワーと資本者
   1.果実をもたらさなくなる資本
   2.労働過程に「資本者」の契機を観る
   剰余価値と剰余享楽
 著者プロフィール
山本 哲士(やまもと てつじ)
1948年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科、博士課程修了。教育学博士。政治社会学、ホスピタリティ環境設計学。信州大学教授、東京芸術大学客員教授をへて、現在、文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター、「助六大学」学長。
企業環境、ファッション環境、ツーリズム環境、環境倫理・環境哲学など、社会環境、文化環境から〈場所・地球〉の経済/政治を近代学問体系を超えて総合的に設計・構築する超領域的研究。
1975年、イバン・イリイチが主宰したメキシコのCIDOC へ遊学。1986 年より『季刊iichiko 』編集・研究ディレクター。1988 年「文化科学高等研究院EHESC 」を設立、2001 年「スイス・ジュネーブ国際学術財団F ・EHESC 」として登記、ジェネラル・ディレクターをつとめ、現在にいたる。2005 年「国際ホスピタリティ研究センター」を設立。著書・編著は50書以上、編集雑誌は100冊以上に及ぶ。
『文化資本論』(新曜社)、『新版・ホスピタリティ原論』『哲学の政治 政治の哲学』(文化科学高等研究院出版局)。
『ピエール・ブルデューの世界』『吉本隆明の思想』(三交社)『ミシェル・フーコーの思考体系』『イバン・イリイチ』(EHESC 出版局)で思想家4 部作を完成。『ホスピタリティ講義』。『哲学する日本』
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