吉本隆明思想の真髄の中の真髄! 文化科学高等研究院出版局(EHESC BOOK)よりついに新刊! 『言語にとって美とはなにか』の連載が終わったあと、『試行』にて心的現象論の掲載が1965年10月にはじまった。 そこから、1969年8月分までをおさめた『心的現象論序説』が1971年9月に刊行された。 今回まとめた「本論」にあたるものは、1970年1月(『試行』29号)から1997年12月(74号・終刊)までの連載を まとめたものである。 吉本氏とともに『心的現象論・本論』と命名した。氏の思想形成とともに執筆されていたのが「心的現象論」であり、 つねにそれは吉本隆明思想の思考基盤にあったものである。32年にわたる長期の連載である。『共同幻想論』よりも 前からなされていた考察であることを見落としてはなるまい。普及版は本論のみ、愛蔵版では序説と本論を合本にし、 心的現象論の定本としていく。吉本思想、吉本隆明の思想の真髄である。